オーガニック香水の使用方法について、香りの持続性や効果を最大限に引き出すために重要です。オーガニック香水を効果的に使用するためのガイダンスをご紹介いたします。
清潔な肌に使用: 香水は自分のお肌の香りと混じりあって、それぞれの方の個性を持った香りになりますが、やはり基本は清潔な肌に使用することが重要です。シャワーを浴びてから香水をつける、オーガニック香水を付ける部分を濡れタオルで軽く拭く、など行うとよいでしょう。また、お肌が乾燥していると香りの香りの持続性が悪くなりますので、乾燥肌の方は香りの持続性を高めるために、無香料のボディローションを使用して肌を潤してからオーガニック香水を付けることをおすすめします。
パルスポイントに塗布: 香水を付ける場所は、パルスポイントと呼ばれる場所がおすすめです。バルスポイントとは、体の中の脈拍がとれる部分です。この部分は体温が高く、香りがより効果的に拡散します。代表的なパルスポイントは、首筋、耳の後ろ、手首、内肘、胸元があります。これらの部位にオーガニック香水をつけると、香りが美しく広がります。
実際の付け方: オーガニック香水は、スプレー形式で販売されていることが一般的です。直接パルスポイントにスプレーする、または、手先にスプレーし、パルスポイントに指で軽くタップします。オーガニック香水を付けた後に行ってはいけないことは、つけた部位をゴシゴシこすることです。こうするとせっかくの匂いの成分が摩擦で壊れてしまい、飛んでいってしまいます。付けた後はそのまま乾かすか、すこしポンポンとする程度で大丈夫です。
適量を守る: これはどちらかというと一般的な合成香料を使った香水にいえることですが、過度な量を使用すると香りが強すぎて、周囲の人に不快感を与えることがありますので、ご注意ください。オーガニック香水は植物だけからの香りですが、やはり2~3スプレーくらいがおススメです。香りに慣れると嗅覚がマヒして自分ではもう香ってない気がしますが香っていますので、付け直しには3~5時間おくといいでしょう。
香水のタイプに応じた使い分け: 香水はそれぞれ香調が異なり、日常的な使用や特別な機会に合わせて、季節によって、また、一日の中で使い分けることができます。軽やかな柑橘系のシトラス調の香水は朝から昼間に、ラベンダーの香水は夜に、ローズの香水は特別なシーンになど。暑い季節は柑橘系の香りが爽やかに感じさせてくれますが、柑橘の果実が熟す季節は冬ですので、実は冬にもおススメです。バニラの甘い香りは、体感温度を高めてくれる作用もあるので、寒い季節に。ぜひ植物やアロマのエッセンシャルオイルの特長を知って、楽しく使い分けてください。
香りを付け替える: オーガニック香水は天然香料だけから作られていますので、持続性が一般的に合成香料よりも低い傾向があります。香りが薄れた場合、必要に応じて香りを重ねることができます。この際に違う香りに付け替えると、一日をより楽しく過ごせることでしょう。ちなみに合成香料を使った一般の香水は香りが消えることはありませんので、シャワーを浴びて洗い流さない限り、重ね付けは行わない様ご注意ください。
衣類や髪にも、入浴にも: オーガニック香水は衣類につけて楽しんだり、タンスにスプレーして衣類に軽く香りづけをしたりもできます。ただし、明るい色の衣類には色素成分が残り、シミを残すことがありますので、注意が必要です。髪につけると、頭部から香りが降りてきて幸せな気分になり、髪が動いたときに周りにふわっといい香りが届くことも。そして
とってもおススメが入浴の際に湯船に2~3スプレー。オーガニック香水に使われている天然香料のエッセンシャルオイルは油ですので水には溶けませんが、オーガニック香水ではアルコールにエッセンシャルオイルが溶けていますのでお湯に溶けますので、肌に刺激にならず、アロマテラピー効果のある入浴が楽しめます。
オーガニック香水は自然な香りを楽しむだけでなく、こころや身体にいい影響を与えるアロマ効果がありますので、ぜひ楽しんでください。