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  • 情報 2026.01.05
    冬の景色を彩る「橙(だいだい)」の物語|代々続く幸福と、世界を繋ぐオレンジの魔法

新年あけましておめでとうございます、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

冬の澄んだ空気の中で、鮮やかに枝を彩る「橙(だいだい)」。 お正月飾りの鏡餅の上に乗っている「あの果実」としてお馴染みですが、なぜ数ある柑橘類の中から、橙が選ばれているのかをご存知でしょうか?

そこには、日本のみならず世界中で愛される、深く温かい「願い」が込められています。今回は、知ればもっと冬が豊かになる、橙の縁起の良さと歴史について紐解いていきます。

橙の最大の特徴は、その並外れた**「生命力の強さ」**にあります。 通常、果実は熟すと地面に落ちてしまいますが、橙は冬を過ぎても木から落ちず、そのまま収穫せずに置くと、なんと数年間にわたって枝に残り続けるのです。このように、橙は木から落ちずに「代々」残ることから、その名が付けられたとされています。

新しい実がなっても、古い実が同じ枝に残り続ける様子は、家族の姿そのもの。だからこそ、お正月飾りには、「家族が長く健康で、幸せが続いていくように。代々家が栄えますように」という切なる願いが込められて、使われるのです。また、一度オレンジ色に熟した実が、春になると再び緑色に戻る「回青(かいせい)」という珍しい現象も起こります。若返りの象徴とも言えるこの生命力が、新しい年を迎える門出にふさわしいとされてきました。

橙の縁起の良さは、日本固有のものではありません。実は、海を越えた先々でも「幸せを呼ぶ果実」として大切にされています。

中国の新年とオレンジ 中国でも、新年には幸福と繁栄を願ってオレンジを飾る習慣があります。広東語で「橘(オレンジ)」の発音が「吉(きち)」に似ていることから、家の中にオレンジの鉢植えを飾ることが最大の幸運を招くと信じられているのです。

北欧の厳しい冬のクリスマスシーズンに欠かせないのが、スパイスを効かせた温かいワイン「グロッグ」です。ここでもオレンジの皮や果汁が使われ、寒い夜に家族や友人と温もりを分ち合う、団らんの象徴となっています。

私たちが普段、色の名前として使う「橙色」や「オレンジ色」も、元を辿ればこの果実の色から名付けられました。鮮やかなビタミンカラーは、古今東西を問わず、人々の心を明るく照らす太陽のような存在だったのでしょう。

最近では、みかんを使うだけでなく、プラスチック製のお正月飾りも増え、本物の橙を使ったものを見かける機会が減っているかもしれません。でも、その名前に込められた「家族の絆」への想いは、いつの時代も変わらない大切なものです。こんな知識から、来年はお正月飾りに橙を選んでみたり、あるいはホットワインにオレンジを添えて、遠い北欧の冬に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?その鮮やかなオレンジ色は、きっとご家庭に、何代にもわたる温かい福を運んできてくれるはずです。

トコトワでは、オーガニック香水のメイン天然香料に国産の愛媛県産橙を使用しています。透き通るようなフルーティーな甘さと爽やかさのある橙の天然精油で作られたオーガニック香水は、バニラの軽やかな甘さと絶妙にブレンドして、心身の緊張をほぐし、穏やかな気分にさせてくれます。

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生命力溢れ、代々続く縁起のいい香りを身にまとい、素敵な2026年をスタートしてください♪

豆知識: 橙は酸味が強いため、生食よりもポン酢の材料やマーマレード、あるいは「香り」を楽しむものとして重宝されてきました。飾った後の橙は、ぜひお料理やジャムにして、その恩恵を最後まで味わってみてくださいね。

鏡餅 (1)