ダマスクローズとセンティフォリアローズは、どちらも「バラの女王」と称されるほど気品に満ちた香りを持ちながら、その印象には個性の違いがあります。香水やスキンケアに用いられる際にも、それぞれの魅力が異なる表情を引き出してくれます。といっても、香りの感じ方は人によって異なり、また、産地やその年の気候によっても微妙に異なります。
ダマスクローズは、古くから香料の原料として重宝されてきた品種で、薔薇の華やかさと深みをあわせ持つ“王道のローズ”の香り。甘く豊潤でありながら、ほんのりとスパイシーさやまろやかさクール感も感じられ、立体的で奥行きのある香調が特徴です。ひと吹きした瞬間からふわっと広がる存在感があり、エレガントでラグジュアリーな印象を演出します。気持ちを高めたいときや、自分をより魅力的に見せたいシーンにもよく合います。

センティフォリアローズは、名前の由来がラテン語の「centum(100)」と「folium(葉/花弁)」が組み合わさった言葉でその名の通り、一輪の花に100枚以上もの花びらがふんわりと重なり合って咲き、花びらがぎっしりと詰まっている様子から、「キャベッジローズ(Cabbage Rose:キャベツのようなバラ)」とも呼ばれます。その香りはダマスクローズに比べて少しやわらかく、蜂蜜の様な優しい甘さや更にはグリーン感も持っています。包み込むような穏やかさがあり、ナチュラルで親しみやすい印象を与えます。主張しすぎず、肌にそっと寄り添うように香るため、リラックスしたい時間にもぴったりです。

トコトワオーガニクスでは、こうした香りの個性を大切にしながら製品づくりを行っています。オーガニック香水 ピュアトリートメントパフューム と ロールオンパフュームオイル には、やさしく包み込むようなセンティフォリアローズの香りを採用し、日常にそっと寄り添う心地よさを表現しています。一方で、ミスト化粧水 ピュアエッセンスミスト には、華やかに広がるダマスクローズの香りを使用し、使うたびに気分が高まるような香り立ちをお楽しみいただけます。
バラという同じルーツを持ちながら、異なる表情を見せてくれるダマスクローズとセンティフォリアローズ。それぞれの香りの個性を知り、アイテムごとに使い分けることで、日々の暮らしをより豊かで心地よいものにしていきましょう。